人気の芋焼酎「森伊蔵」「伊佐美」「村尾」の3銘柄が、中国で第三者の日本企業によって商標登録されていた問題について、蔵元の3社が異議申し立てを行っていたが、異議が認められなかった。
異議を申し立てていた蔵元は、鹿児島県の森伊蔵酒造(垂水市)と「伊佐美」の甲斐商店(伊佐市)、村尾酒造(薩摩川内市)。中国の商標局に3銘柄が第三者によって登録されていたため、2010年3月に、異議を申し立てた。ところが、先に申請したほうが優先される先願主義の原則があるうえ、この3銘柄の焼酎が中国で販売実績がないことなどから、異議は認められなかった。
すでに登録されている商標は、福岡県大牟田市を住所とする企業がが2007年11月に申請をしたもので、この3社のブランド名の他に、魔王、白岳、爆弾、中、百年孤独、十四代も申請し、いずれも2010年3月に商標として登録されたもの。ところが、申請者として記載のある企業は自動車等の販売が主で、実際に焼酎等を中国で販売しているとは確認できていない。
以前より、日本の有名なブランドが、中国で第三者によって登録されてしまうということが頻繁に起こり、大きな問題となっている。今回のこの件については、中国側の企業ではなく、日本企業が日本で有名なブランドを、中国で登録をするという新たな事態であり、新たな対策を検討する必要もありそうだ。
森伊蔵など3社、中国での商標の異議申立が却下
2012年04月23日更新
人気の芋焼酎「森伊蔵」「伊佐美」「村尾」の3銘柄が、中国で第三者によって商標登録されていた問題について、蔵元の3社が異議申し立てを行っていたが、異議が認められなかった。
この記事のライター
関連するキーワード
関連記事
農林水産省は、「農泊」の商標の登録および管理を開始した。今後は「農泊」という文字を商品やサービス等に使用する場合に、使用許諾申請が必要となる。
公開: 2018-07-25 09:16:12
地域で育まれた名産や名物、特産など農林水産物・食品が国内外の消費者に受け入れられている。この農林水産物・食品などの地域ブランドを守るための新たな制度、地理的表示保護制度がスタートし、登録申請の受付が始まった。夕張メロンや神戸ビーフなど全国の12の産品の登録申請の内容が公示された。
公開: 2015-11-08 10:26:14
農林水産省補助事業として地理的表示保護制度活用支援中央窓口(愛称:GIサポートデスク 0120-954-206)が5/15に開設された。
公開: 2015-05-18 22:36:05
2月23日、「知的財産戦略」を経営戦略に活かし、沖縄らしい新たなビジネスを創出するためのビジネスゼミ「OKINAWANビジネス創出ゼミ」のビジネスプラン発表会が沖縄県市町村自治会館で開催された。
公開: 2015-02-25 12:31:12
ブランド総合研究所では、沖縄地域の中小企業において、企業経営における知的財産戦略の価値及び重要性を認識していただき、知的財産戦略を軸とした経営基盤の構築及び定着を促進するための支援を行うとともに、知的財産経営を支える人材の育成を行うことを目的とした「エグゼクティブ」向けのビジネス創出ゼミを開講。
公開: 2014-08-21 10:07:56
最新記事
「地域ブランド調査2026」の都道府県魅力度ランキングの結果から、九州各県のランキングを紹介。最も評価が高かったのは福岡県で全国7位でした。そして長崎県が8位に上昇し、宮崎県は6つランクアップして24位に。熊本県、大分県、佐賀県、鹿児島県の結果は・・・
公開: 2026-10-09 13:09:15
「地域ブランド調査2026」における都道府県の魅力度の伸びを比較したところ、全国で最も魅力度が伸びたのは大阪府でした。前年の35.6点から40.9点へと、5.3点の伸び。次いで、東京都が3.8点、新潟県と高知県が3.2点、そして最下位から44位へと躍進した埼玉県が5番目に高い伸びとなりました。なお、47都道府県中で魅力度が上昇したのはおよそ6割の28都府県でした。
公開: 2026-10-08 23:25:00
地域ブランド調査2026の結果、全国で最も「魅力的」と評価された都道府県は北海道で18年連続の1位となりました。2位の京都府、3位の沖縄県までは前年と順位に変動はなかったが、前年に初の4位となった神奈川県は5位に逆戻り。代わって東京都は4位に上昇した。関西万博が開催されていた大阪府の順位は6位へと上昇しました。
公開: 2026-10-03 21:54:00
地域ブランド調査2026の結果、全国で最も魅力的と評価された市区町村のランキングでは、札幌市が3年ぶり、10度目となる1位に返り咲きました。前年1位の函館市は2位、小樽市は初の3位となり、上位3位を北海道の市が独占しました。7位には富良野市もランクインしています。
公開: 2026-10-03 21:54:00
地域ブランド調査2026の結果、全国で最も「魅力的」と評価された都道府県は「北海道」で18年連続の1位となった。2位の京都府、3位の沖縄県までは前年と順位に変動はなかったが、前年に初の4位となった神奈川県は5位に逆戻り。代わって東京都は4位に上昇した。関西万博が開催されていた大阪府の順位は6位へと上昇した。
公開: 2026-10-03 21:54:00
