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第34回:小布施町

第34回:小布施町

小布施町は、長野県の北東に位置する人口1万1000人強の町。「栗と北斎と花の町」をキャッチフレーズに、北斎館などの美術館と、和風の町並み等を生かした民間主導のまちづくりが成功し、年間120万人を超える観光客でにぎわっている。特産品である栗を使ったようかんなどの商品や、栗おこわなどの料理の人気も高い。

小布施町は、長野県の北東に位置する人口1万1000人強の町。「栗と北斎と花の町」をキャッチフレーズに、北斎館などの美術館と、和風の町並み等を生かした民間主導のまちづくりが成功し、年間120万人を超える観光客でにぎわっている。特産品である栗を使ったようかんなどの商品や、栗おこわなどの料理の人気も高い。

町民主導の「町並修景事業」は、整備に要した経費を住民と町がそれぞれ負担する形で進めている。双方がな対等な立場で責任を分担しあう、こうした手法は現在「小布施方式」と呼ばれ、従来型の画一的な都市再開発とは異なる手法として全国的に高い評価を受けている。

小布施町には古くから「外はみんなのもの、内は自分たちのもの」という意識が根付いている。個人の敷地内であっても、通り沿いや通りから見える部分については公共的な空間として活用するという考え方で、その姿勢はまちづくりにも反映されている。

(ブランド総合研究所社長 田中章雄)

※当記事は、2011年2月28日発行の日経MJ(日経流通新聞)に「地域ブランド AtoZ」として掲載しています。記事は日本経済新聞社の許諾を得て います。 無断での複製・複写・転載を固く禁じます。

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