群馬県富岡市にあった日本最古の機械製糸工場で、明治時代初めに官営の模範工場として操業を開始した。
当時は世界的にも有数の規模であり、日本の製糸業の近代化に貢献した。長さ100mを超える木骨レンガ造の繭倉庫や繰糸場など、和洋技術が入り交じった工場建築が創業当時の姿のまま残されている。
2005年に「旧冨岡製糸場」として国の史跡に指定され、翌年には重要文化財に指定された。その後「富岡製糸場と絹産業遺産群」として日本の世界遺産暫定リストに加えられ、昨年、文化庁文化審議会世界文化遺産特別委員会において世界遺産へ推薦することが了承された。
NPO法人が中心となり、富岡製糸場内において毎月第2土曜日に早朝清掃活動をしているほか、観桜会やコンサートを開催するなど、街の活性化につなげようという機運も盛り上がっている。
(ブランド総合研究所 田中章雄)
第161回 富岡製糸場
2013年10月07日更新
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