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福島から食の安全をPR/冷やし中華でギネス世界記録

福島から食の安全をPR/冷やし中華でギネス世界記録

7月29日(日)、福島市内で「ふくしま再興祭」が開催され、その中で「最大の冷やし中華」を作るというギネス世界記録への挑戦が行われた。企画したのはジン・コーポレーショングループ。福島ゆかりの企業として何か恩返しをしたいとのことで、地元特産のキュウリやトマト、白虎味噌などをふんだんに使った料理メニュー

7月29日(日)、福島市内で「ふくしま再興祭」が開催され、その中で「最大の冷やし中華」を作るというギネス世界記録への挑戦が行われた。企画したのはジン・コーポレーショングループ。福島ゆかりの企業として何か恩返しをしたいとのことで、地元特産のキュウリやトマト、白虎味噌などをふんだんに使った料理メニューとして、冷やし中華作りに挑戦した。直径1.8メートルの皿に盛り付けられた冷やし中華は重さ102キログラム。立ち会った公式認定員により、即日ギネス世界記録に認定された。

[caption id="attachment_1165" align="alignleft" width="300" caption="ふくしま復興祭"][/caption]

創業が福島県というジン・コーポレーショングループから、「福島を元気にできる挑戦がしたい」と地域活性化委員会に最初に相談があったのは今年3月のこと。福島特産のキュウリを使ってギネス世界記録に挑戦し、世界に向けて食の安全をアピールしつつ、地元農家に世界一だという誇りを持ってもらいたい、という想いからであった。当初希望していたのは「大人数で一斉にキュウリをかじる」挑戦。数百人が一斉にポキッとキュウリをかじる・・・暑い日差しの下でも爽やかな光景が目に浮かんでくるが、実は、ギネス世界記録では「食材・料理を一斉に食べる」という挑戦は認めていない。「みんなで一斉に調理をする」「大きなサイズの料理を作る」など、何らかのアレンジが必要となるのだ。

ところが、キュウリを使ったメニューとしてすぐに思いつく「かっぱ巻き」「サラダ」「サンドイッチ」などは既に巨大な記録が樹立されており、今回のイベント会場で更新できる規模ではない・・・そこで、暑い盛りのイベント時期にもぴったりの挑戦として、「最大の冷やし中華」作りを地域活性化委員会より提案した。キュウリにつけて食べてもらおうと地元の味噌醤油組合から提供される予定の「白虎味噌(びゃっこみそ)」を、味噌ダレという形で活用できる点もお勧めした一因だった。

[caption id="attachment_1168" align="alignleft" width="300" caption="冷やし中華の盛り付け"][/caption]

挑戦内容の決定後は、ジンコーポレーションの担当者は「ガイドライン」の細かいチェックに明け暮れた。「調理行程は?」「盛付のタイミングは?」「計量の方法は?」・・・ひとつひとつ、疑問点をギネスワールドレコーズの認定員に確認した。また、万が一失敗して地元の皆さんを失望させるわけにはいかないと、リハーサルも実施。万全の準備で挑戦当日を迎えた。

 

当日は気温35度を越す猛暑。朝7時から調理を開始しつつも、「こんなに暑くては、100kgを越す冷やし中華を配布しきれるほどお客様が集まるだろうか・・・」と担当者は不安を口にしていた。しかし、11時に復興祭が始まると、会場は子供たち、家族連れで大賑わい。巨大な冷やし中華を一目見ようと、テントの周りに人が押し寄せた。

[caption id="attachment_1169" align="alignleft" width="300" caption="完成した世界最大の冷やし中華"][/caption]

福島産のキュウリやトマトのほか、具材として用意されたのはレタス、ハム、鶏ささみなど。大きな特注の皿の上に、30分をかけて盛り付けられた。ゲストで呼ばれたタレントのKABA.ちゃんが仕上げに白ゴマを振りかけたタイミングで、計量装置の数字を見守っていた公式認定員より、「102キログラムでギネス世界記録達成です」とアナウンスがあった。テントの周りは盛大な拍手と「早く食べたい!!」という人でごった返した。

[caption id="attachment_1167" align="alignleft" width="300" caption="認定された102キロの冷やし中華"][/caption]

 

完成した冷やし中華は一人分ずつ皿に盛られ、訪れた人に無料で配布した。途切れることのない人の列で途中で冷やし中華が足りなくなり、「急いで予備を調理するので待っててください!」とジンコーポレーションのスタッフが対応に追われる一幕も。結局、およそ450人に冷やし中華を振る舞うことができ、全国に向けて福島の食の安全をアピールできたのだった。

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