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第12回:地産地消

第12回:地産地消

地産地消とは「地域生産地域消費」の略語で、地域で生産された農産物や水産物を、その地域の中で消費することを意味している。

地産地消とは「地域生産地域消費」の略語で、地域で生産された農産物や水産物を、その地域の中で消費することを意味している。全国各地の農産物直売所や道の駅などには地域で生産された農水産物が数多く並び、人気を博すようになっている。地産地消を推進するメリットとしては、①旬の食べ物を新鮮な状態で食べることができる、②農家の収入収益の向上につながる、③地域農業と地域経済の活性化につながる、④地場野菜や各地の食文化の保全につながる、⑤輸送による二酸化炭素(CO2)やエネルギーの削減効果がある、などが挙げられる。

ところが、地域内の消費だけに終始してしまうと、人口減少や高齢化などによる需要(消費)先細りの影響で、地域農業や経済にとってはマイナスとなりうる。それゆえに地産地消と並行して大消費地や海外への販路拡大に取り組む必要性も高まってきている。

(ブランド総合研究所社長 田中章雄)

※当記事は、2010年9月20日発行の日経MJ(日経流通新聞)に「地域ブランド AtoZ」として掲載しています。記事は日本経済新聞社の許諾を得ています。 無断での複製・複写・転載を固く禁じます。

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