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「地方創生」を超えて。シティプロモーションの可能性公共コミュニケーション学会がシンポジウム

「地方創生」を超えて。シティプロモーションの可能性公共コミュニケーション学会がシンポジウム

公共コミュニケーション学会(PRAS)は、5月31日(日)に東海大学代々木キャンパスにおいて2015年度総会・シンポジウムを開催。シンポジウムは『「地方創生」を超えて。シティプロモーションの可能性』と題し、行政担当者を中心に約60名が参加し活発な議論が展開された。

公共コミュニケーション学会(PRAS)は、5月31日(日)に東海大学代々木キャンパスにおいて2015年度総会・シンポジウムを開催。シンポジウムは『「地方創生」を超えて。シティプロモーションの可能性』と題し、行政担当者を中心に約60名が参加し活発な議論が展開された。

ウェルカムスピーチでは、同学会会長理事で東海大学教授の河井考仁氏が講演。地域の持続可能性について、定住人口・交流人口の増加だけではなく、地域内外からの「参画意欲」という観点と併せて、定住人口・交流人口と「参画意欲」を掛け合わせた「地域参画総量」の増加が重要という指摘があり、「参画意欲」醸成においてシティプロモーション施策がもたらす効果やその方法論について、事例を交えての紹介があった。
また、基調講演では一般社団法人地域開発研究所の牧瀬稔氏が講演。これまで行政が行ってきた施策の趨勢を俯瞰し、シティプロモーション施策を通した地域の課題解決を類型化した上で、「手段と目的の明確化」の重要性が指摘された。
事例紹介・パネルディスカッションでは、足立区(東京都)、戸田市(埼玉県)、那須塩原市(栃木県)の各担当者が取組みを紹介。庁内コミュニケーションや、地域内外の住民に「伝える」のではなく「伝わる」ためのデザイン、また事業を進めていく上での「第三者評価」の効果などについて議論が行われた。最後には参加者全員がグループに分かれ、今回の講演・発表内容や各参加者が持っているの問題意識などについて、登壇者・聴衆者一体となった活発な議論が展開された。



(文責:安田 儀 ブランド総合研究所 コンサルタント)

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