下北半島大間沖で漁獲された近海もののマグロ。津軽海峡は日本海を北上してきた対馬暖流の一部が津軽海峡を流れる津軽暖流と、ベーリング海から千島列島に沿って南下してくる親潮が交わる好漁場。身の締まりと脂ののりが良く、とろけるような食感から、日本一の寿司ネタと称されている。
通常は7月上旬~12月下旬まで操業しているが、特に海水温が低くなる晩秋が一番美味しいとされる。
1975年から魚影が薄くなり、80年代には水揚げがほとんどなくなった。1993年10月に約10年ぶりに釣れ、翌年には440キログラムの超大物が捕れた。以来、毎年100~300キログラムクラスのマグロが水揚げされ、年間の漁獲は数百トンに上るようにもなった。
数百キロもあるマグロを一本釣りで命懸けで漁獲する様子は吉村昭氏の小説「魚影の群れ」となり、相米慎二監督によって映画化されたり、NHK連続テレビ小説「私の青空」の舞台にもなったりした。
(ブランド総合研究所社長 田中章雄)
第51回:大間まぐろ
2011年07月25日更新
下北半島大間沖で漁獲された近海もののマグロ。津軽海峡は日本海を北上してきた対馬暖流の一部が津軽海峡を流れる津軽暖流と、ベーリング海から千島列島に沿って南下してくる親潮が交わる好漁場。身の締まりと脂ののりが良く、とろけるような食感から、日本一の寿司ネタと称されている。
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