◆調査内容◆
「地域ブランド調査2017」は、ブランド総合研究所が年1回実施している調査で、2006年にスタートし、今回が第12回目。
調査対象は全791市(2017年4月末現在)と東京23区、および地域ブランドへの取り組みに熱心な186の町村を加えた計1000の市区町村、そして47都道府県です。
調査項目は、各地域に対して魅力度など全78項目の設問(具体的な調査項目については、後述の調査概要を参照) に関して実施。地域のブランド力を、消費者が各地域に抱く「魅力」で数値化しました。また、「魅力」の要因を観光、居住、産品など他の項目結果から分析できるように設計しています。
また、出身都道府県に対する、愛着度、自慢度など全26項目についても調査を実施しました。
調査はインターネットアンケートで実施し、全国から約3万人の有効回答を集めました。地域ごとの回答者数は、1人の回答者に20地域について回答してもらっており、一地域に対しての回答者数は約600人となっています。また、集計に当たっては年齢、性別、居住地を基準に実際の人口の縮図となるように再算出(ウエイトバック)を実施しています。
◆調査概要◆
調査方法: インターネット調査
回答者: 年齢20代~70代の消費者を男女別、各年代別、地域別にほぼ同数ずつ回収。
※日本の縮図になるように、年齢や地域人口の分布にあわせて再集計した。
有効回収数: 約30,745人(地域ごとの回答者数は平均で約600人)
調査対象: 全国1000の市区町村(全791市+東京23区+186町村)と47都道府県
調査時期: 2017年6月23日~7月14日
◆調査項目◆
本調査は、1000市区町村および47都道府県を対象に消費者からの評価を明らかにしたもの。
構成と調査項目は以下の通り。
①外から視点の評価 【計78項目、1000市区町村および47都道府県】
認知度
魅力度
情報接触度
情報接触経路(ドラマや映画、ポスターやチラシなど)【14項目】
情報接触コンテンツ(「ご当地キャラクター」など【10項目】
地域イメージ(歴史・文化の地域、スポーツの地域など)【14項目】
地域資源評価(海・山・川・湖などの自然が豊かなど)【16項目】
居住意欲度
訪問目的(「行楽・観光のため」など)【16項目】
観光意欲度
産品購入意欲度【2015より新規設問】
食品想起率※
食品以外想起率※
②内から視点の評価【計26項目、47都道府県のみ】
愛着度
自慢度
自慢要因(「地元産の食材が豊富なこと」など)【24項目】
※2014年調査まで食品購入意欲度、食品以外購入意欲度と呼称
「地域ブランド調査2017」トップページはこちらから
≪お問い合わせ先≫
株式会社ブランド総合研究所 (担当.安田)
Tel. 03-3539-3011(代)
Fax.03-3539-3013
E-mail: survey2017@tiiki.jp
調査概要と特長(地域ブランド調査2017)
2019年08月08日更新
「地域ブランド調査2017」は、ブランド総合研究所が年1回実施している調査で、2006年にスタートし、今回が第12回目。調査対象は全791市(2017年4月末現在)と東京23区、および地域ブランドへの取り組みに熱心な186の町村を加えた計1000の市区町村、そして47都道府県です。
この記事のライター
関連するキーワード
関連記事
弊社が行っている自主調査「地域ブランド調査」では単純集計のほかに、回答者の居住地を6つに区分し、それぞれの地域居住者の結果も算出している。本稿では、2017年の調査結果のうち、47都道府県の魅力度について回答者の居住地別集計から特徴的な結果を紹介する。
公開: 2017-11-01 16:48:22
全国で最も魅力的な市区町村は京都市となりました。同市が1位になったのは2013年以来2度目。2位には前年1位の函館市、3位は札幌市となりました。都道府県は北海道が1位、2位は京都府となっています。(魅力度ランキング、都道府県ランキング、市町村ランキング、市区町村ランキング)
公開: 2017-10-10 10:00:58
都道府県の中で最も魅力度が高かったのは北海道で都道府県の調査を開始した2009年から9年連続で1位。2013年以降点数が低下傾向にあったが、今年は前年よりも点数6.1ポイントが上がった。上昇幅は47都道府県で最大となっている。
公開: 2017-10-10 10:00:44
今回の調査で1位となったのは京都市(京都府)で点数は48.1点、2013年以来2度目の1位となった(市区町村ランキングは次ページに掲載)。
公開: 2017-10-10 10:00:18
地域ブランド調査をもっと効果的活用したい方には「ブランド評価分析レポート」をご提供しております。
公開: 2017-08-03 15:21:56
最新記事
地域ブランド調査では、各地域名称に対して、魅力度の他にも様々な調査項目を設け、認知、イメージ、行動意向を調査している。 本項では、「1年間に当該地域名を見聞きしたことがあるか」を問う「情報接触度」の結果から、今年点数が上昇した輪島市など能登半島地域の結果を紹介する。
公開: 2024-11-22 17:00:00
鹿児島県のPR拠点である「かごしま遊楽館」の3階 鹿児島ブランドショップ東京店(東京都千代田区)」において実施している、知覧茶・焼酎の試飲や鹿児島の伝統工芸品を体験していただく定期サロン 「食とものづくり体験サロン」3回めとなる12月は、薩摩焼窯元 紫陶の柳 信一郎氏による絵付けワークショップの開催が決定しました。ただいま参加者を募集しています。
公開: 2024-11-19 17:36:44
地域ブランド調査では、各地域名称に対して、魅力度の他にも様々な調査項目を設け、認知、イメージ、行動意向を調査している。
本項では食品想起率について、「北海道」を事例に結果を紹介する。
公開: 2024-11-06 15:00:00
株式会社ブランド総合研究所は、このたび国内有力企業のSDGsの取り組みを消費者視点で評価する「企業版SDGs調査2024」を実施致しました。
公開: 2024-11-01 09:00:00
地域ブランド調査では、各地域名称に対して、魅力度の他にも様々な調査項目を設け、認知、イメージ、行動意向を調査している。
本項では、調査対象のうち1,000市区町村の2015年から2024年の結果から、観光意欲度の平均推移について紹介する。
公開: 2024-10-30 17:16:01