全47都道府県の魅力度ランキングは以下の通り。
最も魅力度が高かったのは北海道で63.9点となった。魅力度のほか、観光意欲度、産品購入意欲度で1位、居住意欲度で3位と各指標ともに順位が高い。ただし、前年と比べると魅力度が6.8点の低下となっている。
次いで魅力度が高かったのは京都府で54.6点、3位は沖縄県で48.4点。北海道と比べると産品購入意欲度が低い。上位10位までのランキングでは、7位の長野県(27.8点、前年8位 28.9点)、9位の長崎県(27.4点、前年11位 25.9点)が順位を上げた。
一方、今回の調査で最下位となったのは群馬県。前年の44位から3つ順位を落とし、点数も2.2点低下した。
北関東の3県(群馬県、茨城県、栃木県)はいずれも順位が低いが、これは首都圏という大市場から近いために、地域のイメージ作りなどの必要性が弱かったからではないか。ただ、北関東3県の産品購入意欲度などは決して低いわけではなく、これらの魅力を県の魅力として定着させていくことが重要であろう。
魅力度を前年と比較すると、神奈川県(+3.6)、愛知県(+2.2)、高知県(+2.2)、宮崎県(+2.2)が魅力度のポイントを上げ、逆に北海道(-6.8)、兵庫県(-4.9)、宮城県(-4.7)がポイントを下げた。平均値も-0.4点となっており、全体的に魅力度の数値が低下していた。
◆都道府県の魅力度ランキング
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地域ブランド調査2012 都道府県ランキング
2019年08月08日更新
全47都道府県の魅力度ランキングは以下の通り。
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