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第147回 盛岡冷麺

第147回 盛岡冷麺

盛岡市の辛味のある冷やした麺料理で、わんこそば、じゃじゃ麺とあわせて盛岡の三大麺と称されている。

冷麺は朝鮮半島由来の料理でそば粉が主体だが、盛岡冷麺は小麦粉と片栗粉が主原料の透明な麺で、そば粉は用いられない。水で練った生地を小さな穴から強く押し出すようにして麺状にするために、コシが強い麺になっているのが特徴。麺の上にのせる辛味としての大根キムチ(カクテキ)は、辛さの程度を数段階から選べる。また、口直しにリンゴや梨などの季節の果物が添えられる。

朝鮮半島北部生まれの青木輝人が、1954年に盛岡に開業した店で出した「平壌冷麺」が最初。その後、盛岡には様々な工夫を凝らした冷麺を提供する店が増えた。86年に盛岡で開催された「ニッポンめんサミット」に冷麺が出品された際に、盛岡市の職員の提案で「盛岡冷麺」と名付けられ、これが定着した。

(ブランド総合研究所 田中章雄)

※当記事は、2013年7月1日発行の日経MJ(日経流通新聞)に「地域ブランド AtoZ」として掲載しています。記事は日本経済新聞社の許諾を得て います。 無断での複製・複写・転載を固く禁じます。

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