福岡市で毎年5月3日からの2日間開催される祭り。2日間で200万人を超える来場者があり、市内はどんたく一色に沸き返る。約650もの「どんたく隊」と呼ばれるグループが集結。様々な仮装をした老若男女がシャモジをたたき、音楽に合わせて踊りながら練り歩く。踊りに参加する人は約3万3000人を数える。
1179年に病死した平重盛に対する感謝の意を表すために始まった博多松ばやしが起源ともいう。1871年にオランダ語で日曜日を意味する「どんたく」という言葉を政府が使い始めた頃から、博多でも松ばやしを「どんたく」と呼ぶようになった。
祭りに使うシャモジの色や形は様々。食事の支度をしていた商家の妻がどんたくのはやしにつられて外に飛び出し、手にあったシャモジをたたいて行列に加わったのが始まりという。
1962年年には福岡市民が参加する「博多どんたく港まつり」と名を変えた。
(ブランド総合研究所 田中章雄)
第139回 博多どんたく
2013年04月30日更新
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