福岡県でのみ生産されているイチゴの品種。果実が赤くつやがあり、大きくて形が整っていて、糖度が高いという特徴があるので、「あかい、まるい、おおきい、うまい」の頭文字を取って「あまおう」と名付けられた。
2003年に「福岡S6号」として品種登録された。福岡県ではそれまでの人気品種「とよのか」からあまおうへの栽培品種の切り替えが急速に進み、現在では年間約2万トンが生産・出荷されている。県内でも特に八女・筑後・大川などの県南部と糸島地区での生産が盛ん。なお、福岡県のイチゴの生産量は栃木県に次いで全国2位。
イチゴは江戸時代の終わりごろにオランダから輸入された「オランダイチゴ」が由来で、明治初期から本格的に栽培され、多くの品種が誕生した。イチゴの語源は不明だが、「血のように赤い実」を意味する古語や、「1~5月に実がなるから」などの説がある。
(ブランド総合研究所 田中章雄)
第84回:博多あまおう
2012年03月27日更新
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