デニムとはジーンズやカバンなどに使用される厚手の綿の生地のことで、綿糸のタテ糸をインディゴによって染色し、ヨコ糸を未さらし糸で織るため、生地の裏側に白いヨコ糸が多く出るのが特徴。
岡山県内では昔から綿花の栽培が盛んで、倉敷市の児島地区では明治時代から「繊維の町」として、木綿を使った繊維工業が盛んだった。1960年代に児島地区で国内最初のジーンズが生産された「国産ジーンズ発祥の地」。児島で最も栄えた味野商店街の400メートル程の「ジーンズストリート」には、いまもジーンズの染色、縫製、販売などの大小さまざまな関連企業が集積している。なお、日本3大ジーンズブランドのビッグジョンは本社が倉敷市で、ボブソンは岡山市。
また、岡山県内の8社による岡山デニム協同組合では、県内で染色・織布・縫製などがされたジーンズに「岡山デニム品質」のタグをつけている。
(ブランド総合研究所 田中章雄)

第178回 岡山デニム
2014年02月17日更新
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