和歌山県すさみ町で、ケンケン漁によって釣り上げられた鰹(カツオ)のこと。ケンケン漁とは、船を走らせながら類似餌をつけた釣り糸を複数引いて魚を捕る漁法。ハワイの言葉で擬似餌に使う鳥の羽毛を意味する「ケンケン」に由来するともいわれ、擬餌餌が海面を飛び跳ねる様子にも似ていることから定着した。
釣り上げたカツオは、すぐに船上で生け締めにした上で血抜きをし、氷を浮かべた海水に入れて持ち帰り、その日の市場に並ぶ。新鮮なうちに刺し身で食べられることが多く、脂がのっていてもさっぱりとしているのが特徴。他のカツオと区別するためにブランド化委員会が発行したシールを貼り付けている。
2003年に「ケンケン鰹」として商標の出願をしたが、登録には至らなかった。そのうちに商標法が改正されて誕生した地域団体商標に「すさみケンケン鰹」として出願し、2006年に登録された。
(ブランド総合研究所 田中章雄)
第170回 すさみケンケン鰹
2013年12月09日更新
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