全47都道府県の魅力度ランキングは以下の通り。
都道府県の結果では、最も魅力度が高かったのは北海道で、62.7点。2009年に都道府県を調査対象に加えて以来6年連続の1位となった。北海道は市区町村の魅力度ランキングにおいても、1位の函館市のほか、札幌市(2位)、小樽市(4位)、富良野市(6位)などベスト10以内に4市ランクインしており、道内各市の魅力が北海道という地域の魅力を高めているものと思われる。
続いて魅力度が高かったのは京都府で50.1点(前年49.1点)。京都府は京都市(3位、48.0点)の点数とほぼ同じで、府内で同市に続くのは宇治市(24.1点、38位)、舞鶴市(10.3点、201位)となっており、京都府は限られた地域が府の魅力を構成していることが想定される。
3位は沖縄県で43.0点(前年44.3点)。沖縄県は北海道同様に石垣市(11位)、那覇市(14位)、宮古島市(19位)など、魅力度の高い市町村を県内に複数抱えている。
なお、1位から9位までは順位変動はなかった。
今回の調査にて最下位となったのは2年連続で茨城県となった。魅力度に相関の高い観光意欲度も6年連続最下位となっている。一方で、県内出身者による県への愛着度は前年よりも高くなっている。
調査結果速報(PDFファイル)はこちらからダウンロードできます。地域ブランド調査2014ニュースリリース

地域ブランド調査2014 都道府県ランキング
2014年10月06日更新
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