MENU
【弊社社員を装った迷惑メール(なりすましメール)にご注意を】 添付ファイルの開封や記載URLへのアクセスを行わず、メールを削除していただくようお願い致します。
地域ブランド調査分析レポート② スポーツのまちとして思い浮かぶ自治体ランキング-1位は鈴鹿市-

地域ブランド調査分析レポート② スポーツのまちとして思い浮かぶ自治体ランキング-1位は鈴鹿市-

以下のランキング表は、各自治体が、「スポーツのまち」としてどれくらい想起されているのか、その想起率を高い順に並べたもの。その結果、1位はモータースポーツの盛んな鈴鹿市で26.7%。次いで磐田市(サッカー)が25.6%、鹿嶋市(サッカー)が17.0%という結果となった。

以下のランキング表は、各自治体が、「スポーツのまち」としてどれくらい想起されているのか、その想起率を高い順に並べたもの。(「地域ブランド調査2011」、全国3万537人から回答。2011年7月に実施)

その結果、1位はモータースポーツの盛んな鈴鹿市で26.7%。次いで磐田市(サッカー)が25.6%、鹿嶋市(サッカー)が17.0%という結果となった。
ベスト15位の中では、サッカーチームを有している自治体が最も多く、6市。1998年の長野オリンピックにてスキージャンプの会場となった白馬村や、高校野球や高校サッカーの競合校のある藤枝市、苫小牧市、船橋市なども上位にランクインしている。

さらに、年代別ランキングをみると結果は以下の通り。



20代では、上位15位までのうち8市がプロサッカーチームのホームタウンとなっていることから、サッカーチームがまちのイメージに与える影響が大きいことが伺える。
また、20代で特徴的であったのが1位の苫小牧市(22.0%)。市内の駒澤大学附属苫小牧高等学校が2004年より夏の甲子園2連覇、3年連続出場などを決め、プロ野球に田中将大氏を輩出した。現在の20代とほぼ同年代が活躍し、話題となったことなどが要因として挙げられるだろう。

続いて30代では、上位に茅ヶ崎市(10位、9.9%)や能代市(14位、8.1%)がランクインしている。
茅ヶ崎市は、年間を通してサーフィンなどのマリンスポーツを楽しむ人が訪れるほか、1999年(平成11年)に“茅ヶ崎海水浴場”を“サザンビーチちがさき”に改名するなど誘客に力を入れてきた。30代には、「マリンスポーツのまち」としてのイメージが定着しているようだ。
また、能代市では市内にバスケットの名門校である能代工業高等学校があることから、1989年(平成元年)より「バスケの街づくり事業」を推進している。日本初のNBAプレイヤーでもあり、同校出身の田臥勇太氏が同じ30代であることから、30代のランキングにて能代市が上位にランクインしたものと推察される。



続いて40代では、埼玉西武ライオンズの西武ドームがある所沢市(6位、14.0%)や阪神タイガースの甲子園球場がある西宮市(7位、12.7%)、中日ドラゴンズのナゴヤドームがある名古屋市(14位、7.2%)といったプロ野球チームも上位にランクインしている。
また、11位にランクインした青梅市(7.8%)は、1967年(昭和42年)に“誰でも参加できる大衆マラソン”としてスタートしたもので、現在では2万人近くの市民ランナーが参加する大会となっている。

50代以降では、上位15位までのうち、3市町村が多数のスキー場などを有するウィンタースポーツのまちであることから、他の年代に比べるとウインタースポーツがまちのイメージに与える影響が強いことが伺える。
白馬村(50代:5位、60代:11位)では、1998年(平成10年)の長野オリンピックにてスキージャンプ競技の会場になったことで注目を集めた。現在ではウィンタースポーツのほか、マウンテンスポーツ(トレッキングやマウンテンバイク)など年間を通してスポーツを楽しむことのできる環境を整えている。また、ニセコ町(50代:6位、60代:6位)では昨今、外国人観光客をターゲットとした取り組みが推進されているが、冬季以外にもゴルフや自然を活用したアクティビティを積極的にPRしている。

白馬村、ニセコ村は、全体ランキングでも順位が高い。この2町村に共通して言えることとして両町村は、ウィンタースポーツの拠点でありながらも、全シーズンを通して楽しめるスポーツやアクティビティに積極的に取り組んでいること。これらの取り組みが「スポーツのまち」としてのイメージ想起につながったと考えられる。

地域ブランド調査2011の詳細はコチラから
詳細情報:「地域ブランド調査2011」




この記事のライター
関連するキーワード
関連記事
以下のランキング表は、温泉地を抱える自治体が、「温泉のまち」としてどれくらい想起されているのか、その想起率を高い順に並べたもの。その結果、1位は別府市(別府温泉)で50.9%。次いで登別市(登別温泉)が42.2%、熱海市(熱海温泉)が41.7%という結果となった。
公開: 2011-09-27 10:50:32
地域ブランド調査2011において、各都道府県内の市区町村のランキング(上位10市区町村)を以下に示す。
公開: 2011-09-07 08:50:41
最新記事
47都道府県の人口に対して、出身者の割合の多いランキングを作成。1位は秋田県、2位は島根県、3位は長崎県の順となった。この結果は「関係人口の意識調査2024」の調査で明らかになったもので、出身者と応援者の人口推定と居住意欲等を明らかにした。
公開: 2024-04-25 10:59:47
 この調査は、2021年から毎年実施しており、4回目となる今回の調査は、全国に居住する18歳から79歳までの男女を対象として、インターネットを使い、2024年2月2日~4日に実施。有効回答数17,686人の有効回答数をもとに、47都道府県のそれぞれの関係人口の人数の推定と、居住意欲や訪問意欲、情報ニーズなどの意識を明らかにした。
公開: 2024-04-23 18:00:00
全国47都道府県の県民たちが推したい「わが地元の顔」を、県民1000人、計47,000人による大規模調査によって数値化するものです。国や自治体、企業が勝手に決めるのではなく、地元住民の声で選ぶ初めての調査で、その結果は5月1日(水)に日本テレビ系列「県民スター栄誉賞」として放映される予定です
公開: 2024-04-22 15:00:00
2024年3月9日に東京駅前に石川県のアンテナショップ「八重洲いしかわテラス」がオープンする。 前日に開催された関係者向けの内覧会から、一足早く新しいショップについて紹介する。
公開: 2024-03-09 05:25:00
石垣市は2023年11月18日、ギネス世界記録「Most people grilling barbecuing simultaneously」挑戦イベントを実施。2,220人で既存記録の2,184人を36人上回り世界記録を更新しました。同イベントは、市の人口が同年7月に初めて5万人を超えたことを多くの市民と祝うため実施され、多くの市民がイベントを楽しみました。
公開: 2023-12-20 12:00:00

ランキング

総合ランキングarrow_right_alt
get_app
ダウンロードする
キャンセル