宮崎県新富町産のお茶を使った訪日外国人向けスイーツが誕生。
地産地消と雇用創出でSDGs項目8「働きがいも 経済成長も」の実現へ
一般財団法人こゆ地域づくり推進機構(宮崎県児湯郡新富町、代表理事:齋藤潤一、以下こゆ財団という)は、宮崎県新富町の特産品の一つであるお茶(粉末茶)を原料の一部に使用したフランス生まれの焼き菓子「ラングドシャ」(Langue de chat)を開発。商品名「シントミタン」として商品化され、2020年4月から、宮崎県新富町商店街の「こゆ野菜カフェ」で販売を開始する予定。
こゆ財団では「シントミタン」について、2020年4月より訪日外国人客を含む観光客向けに販路を拡大する予定で、地産地消と地域雇用の創出として、SDGs項目8「働きがいも 経済成長も」の実現を目指す。
店長自ら旬の地元産野菜を選ぶ「こゆ野菜カフェ」
こゆ野菜カフェ
https://koyu.cafe/
住所 宮崎県 児湯郡新富町富田1-21
最寄り駅 JR日向新富駅
訪日外国人に今後も増加が見込まれるお土産ニーズ。農産物の活用に活路
観光庁の訪日外国人消費動向調査によると、平成 29 年時点では、訪日外国人旅行者による日本滞在中の旅行消費額のうち、お土産等の買い物代が全体の約4割(1 兆 6,398 億円)を占めて最も多くなっているという。
また、飲食費も3番目に多く、約2割(8,857 億円)を占め、農林水産物・食品関係の土産品(菓子類、その他食料品・飲料・酒・たばこ)は 3,456 億円(対前年比 19%増)と順調に拡大している。
こゆ財団では、東京ドーム約460個分の面積にあたる農地で一年を通じて多様な農作物が収穫されている新富町において、農産物を資源とする商品開発及び販路開拓には、今後さらなる外貨獲得、地域雇用創出につなげられる可能性があると考える。
地域住民が主役の製造販売体制を構築。地域雇用創出と経済循環の実現へ
生産者を訪問する体験プラン
こゆ財団では「シントミタン」について、製造販売にかかる地域雇用の創出、お茶をはじめとする地域産業への利益循環を実現するため、2020年初夏には、町内にある空き店舗を改装した食品製造工房「新富フードラボ」を稼働する予定。
ここでは新富町産の農産物を使った菓子の製造を地域住民が主体となって実施するほか、新富町の生産者をめぐる観光体験プログラムの一つとしても活用しながら、SDGs項目8「働きがいも 経済成長も」の実現を目指すという。
<新富フードラボの活用(予定)>
・地域人材の雇用と地域事業者の指導体制を確立した製造販売
・地域の果物や野菜を使った「新富フードラボクッキングスクール」
・生産者を訪問する「新富フードラボ アグリツアー」
<一般財団法人こゆ地域づくり推進機構(こゆ財団)>
2017年4月に、持続可能な地域の実現を目指して宮崎県新富町が設立した地域商社。
「世界一チャレンジしやすいまち」というビジョンのもと、1粒1,000円のライチに代表される農産物のブランディングを通じて『特産品販売』を行い、得られた利益で『人財育成』に投資する。ふるさと納税運営業務では、2017年から2019年までの2年間で4億円から19億円まで伸ばすことに成功した。
▶︎こゆ財団HP https://koyu.miyazaki.jp
▶︎こゆ財団FB https://www.facebook.com/koyu.miyazaki/
▶︎こゆ財団人材育成事業サイト https://koyu.academy/
▶︎新富町ふるさと納税ページ(ふるさとチョイス)https://www.furusato-tax.jp/city/product/45402
▶︎新富町観光情報サイト https://koyu.media/
▶︎新富町移住情報サイト https://koyu.in/
▶︎スマート農業推進協会 https://smart-agri.co/