8月2日と3日に新潟県長岡市の信濃川河川敷で打ち上げられる花火大会で、日本三大花火大会の一つ。2日間で2万発が打ち上げられ、昨年の来場者数は約80万人規模で2日間で2万発が打ち上げられた。長生橋に仕掛けられた大規模なナイアガラとスターマインなどスケールが大きい。
中越大震災からの復興を祈願して大会終盤に打ち上げられる「復興祈願花火 フェニックス」は打ち上げ幅2.8キロメートルに達する。
家族や恋人、恩師などへのメッセージを添えて個人資金で花火を打ち上げるのも特徴。1879年9月14日と15日の2日間、八幡神社の祭りに長原などの遊廓関係者がお金を出し合って、花火350発が打ち上げられたのが始まりとされる。
かつて、隣接する小千谷市片貝町の片貝まつりと大玉の製作・打ち上げうを競ったが、1985年に片貝で四尺玉(直径120センチ、重量約420キロ、開花直径約800メートル)の打ち上げが成功、競争に終止符が打たれた。
(ブランド総合研究所 田中章雄)

第91回:長岡まつり大花火大会
2012年05月21日更新
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